勧告事例(評議員会の開催)

こんにちは!
非営利法人を専門とする会計事務所、アダムズグループの吉田です。

2019年11月22日に内閣府管轄の公益法人で勧告事例がでました。

勧告内容は、平成30年11月15日以降、評議員会が一度も開催されなかったこと、評議員会の承認を受けた決算書を内閣府へ提出していないこと、理事が法令に基づく自身の役割を認識していないこと等です。


内容をみると、この法人の評議員は15の加盟団体とテレビ局の役職のある方20名超で構成されています。規模が過大であるが故、日程調整がつかず、長く評議員会が開催できていないようです。

評議員会が開催されないため、決算書の承認ができず、結果として内閣府へ決算書を提出できていません。

この法人に加盟していた1団体はこの問題を重大に受け止め、当該法人から脱退しました。


評議員会は公益財団法人として重要な機関として設置されていますので、現実的に集まれる方を選出すべきです。

改めて公益法人としてあるべき姿を全員が認識し直し、適切な運営を継続していきましょう。


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この記事の監修者

株式会社アダムズ
代表取締役 堀井淳史
公認会計士・税理士・行政書士

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