公益法人の別表Hの記載方法の変更

公益法人,別表H

令和5年12月4日付けで定期提出書類の作成の手引き及びFAQに改正がありました。

主な変更内容としては、別表H(1)で計算される公益目的増減差額について、計算上マイナスの値になる場合はこれをゼロとすると明記された点です。

これまでも実務上は、公益目的増減差額がマイナスの場合はゼロになるまで13欄で調整を行うよう行政庁から修正を促されるケースはありました。

ここで、今回の改正に伴い今後は明確に指導が入ることが想定されます。

なお、定期提出書類の手引と同時にFAQのⅥ-6-②でも解説が追加されているため、こちらも参照してください。

定期提出書類は、急に変更されることが多くあります。

そのため、定期提出書類の手引きは、こちらの公益法人インフォメーションのページよりダウンロードすること可能ですので、常に最新版の書類を確認することが有用です。

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この記事の監修者

               

株式会社アダムズ/堀井公認会計士事務所
代表取締役 堀井淳史
公認会計士・税理士・行政書士

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